「少し恐怖心を感じた」 エイバル監督、コロナ禍でのリーグ再開初戦に懸念吐露
乾所属のエイバルを率いるメンディリバル監督、レアルとの再開初戦に言及
スペインのリーガ・エスパニョーラは、現地時間11日のセビージャ対ベティス(2-0)を皮切りに、再開の時を迎えた。日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは、14日にレアル・マドリードと対戦するが、指揮官としては試合再開をあまり歓迎していないようだ。
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スペイン紙「マルカ」は、ホセ・ルイス・メンディリバル監督が現地ラジオ局「カデナ・セール」の番組「El Larguero」で、リーガ再開への疑問を口にしていると伝えており、「コンペティションを再開するのはとても難しいだろうと思っていたし、少し恐怖心を感じた」と、3月から始まった新型コロナウイルスの感染への懸念が今もあることを吐露している。
メンディリバル監督が気にしているのは、コロナ禍におけるサッカーを取り巻く環境の変化だ。「観客のいないフットボールはフットボールではない。長期間にわたってファンの存在はさほど重要なものとはならない。今後はなんの重要性も持たないだろう」と、無観客試合が続くことについて懸念を示している。
また、ピッチ内外における変化についても「通常6月30日までの契約、交代枠を3から5に変更したが……再びの感染拡大によって、リーグがまた中断されるのではということは判断しかねる」とコメント。また、レアル戦が本来のサンティアゴ・ベルナベウではなく、レアルのBチームに当たるカスティージャが使用するエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで開催されることについても、「許されることではないと思う。シーズン当初に開催地を決めたのなら、その舞台を変えるのは正しくないと思う」と話した。
エイバルは公式戦開催に向けた懸念を、以前から示していた。メンディリバル監督としてはリーグ再開の時を迎えても、その信念に変わりはないようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)