リバプール復帰GK、ユース時代の逸話を告白 「プレミアの半分が興味を持っていた」
ベジクタシュから復帰したカリウス、マンCユース時代を回想
リバプールからベジクタシュに期限付き移籍していた元U-21ドイツ代表GKロリス・カリウスは、ユース時代にマンチェスター・シティに在籍していた。当時はプレミアリーグの半分のクラブから関心を持たれていたとインタビューで明かしている。
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現在26歳のカリウスは、2016年にユルゲン・クロップ監督の肝いりでドイツのマインツからリバプールへ移籍。ベルギー代表GKシモン・ミニョレに代わる正GKとして期待された。
2017-18シーズンの後半からチームのレギュラーとしてプレーしたカリウスだったが、同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリード戦(1-3)でミスを連発。後半開始早々に味方選手へのパスを至近距離にいた元フランス代表FWカリム・ベンゼマにカットされて先制点を献上すると、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのミドルシュートを受け止めきれずに後逸して追加点を許し、リバプールは準優勝に終わった。
多くの批判に晒されることになったカリウスは、18年夏からベジクタシュにローン移籍していたが、今年5月に契約を解除してリバプールに復帰している。
そんなカリウスが、ドイツのサッカー情報サイト「トランスファーマルクト」のインタビューで、ユース時代について振り返っている。カリウスは2009年にドイツの名門シュツットガルトの下部組織からシティのユースチームに移籍していた。
「当時はU-16の代表でプレーしていて、試合にはたくさんのスカウトが来ていた。16歳の時に最初のプロ契約を結ぶことができた。いくつものクラブからオファーがあったけど、マンチェスター・シティはわざわざ僕のところまできて助けになってくれたんだ」
カリウスは、シティが「より具体的なプランを提示してくれた」と、その熱心な勧誘に心を動かされたと語っている。「シュツットガルトに残ることもイメージできたけど、マン・シティほどに納得できるコンセプトやプランではなかった」という。
また、カリウスは当時交渉していたクラブはシティとシュツットガルトだけだったと語ったうえで、「プレミアリーグの半分が興味を持っていたように感じる」とコメント。16歳ですでに頭角を現していたカリウスは、プレミアクラブの大半が獲得を狙うほどの選手だったようだ。