「理論を壊して…」 アーセナルOBアンリ、バルセロナ移籍で体感した“衝撃”を告白
1999~2007年までプレーしたアーセナルを離れた理由「死ぬまで競争者でいたい」
米MLS(メジャーリーグサッカー)のモントレアル・インパクトで指揮を執るティエリ・アンリ氏はアーセナルのレジェンドとして知られるが、2007年にバルセロナへ移籍後、驚くことがあったようだ。スペイン紙「スポルト」が報じている。
1999年から2007年までアーセナルで活躍したアンリ氏は、07年にバルサへ移籍した。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)が率いた当時のバルサでも中心選手となり、09年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。
アーセナルからバルサへ移籍した理由は、アスリートとしての本能に従ったと明かしている。
「私は死ぬまで競争者でいたい。何よりも、競争が好きなんだ。サッカーが大好きだし、アーセナルのファンでもある。そして、アーセナルを愛しているけれど、それ以上に自分は競争者なんだよ。それが僕を後押ししてくれるし、自分を成長させてくれるし、挑戦を求めているんだ。恐れることは、何もないからね」
その後、バルサに加入してから3年目には、初めてクラブチームでの欧州タイトル獲得を果たしたアンリ氏だが、移籍当初は戸惑いもあったという。
「僕はサッカーのことを分かっていると思っていた。でも、バルセロナに来てからは、自分のなかの理論を壊して再構築しないといけなかった。これはアーセナルのやり方を望んでいないとか、アーセナルのファンではないとか、心がアーセナルから離れたということではない。でも、バルセロナは特別だったんだ」
現在は引退して指導者となったアンリ氏。フランス1部ASモナコでは結果を残せなかったが、アーセナル、バルセロナという二つのビッグクラブで得た経験は、今後の指導者キャリアで生きてくるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)