Jリーグ、ガイドライン最新版を発表 有観客試合のアウェー観戦“制限”…声出し応援禁止
Jリーグが新型コロナウイルス感染症の対応ガイドライン最新版を発表した
Jリーグは12日、新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン最新版の説明会を開催した。全国の感染状況を見て7月10日から観客を動員していき、8月1日には50%の動員を目指すなかで細かい規定が決定した。
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世界中に蔓延する新型コロナウイルスの影響で、Jリーグは2月にJ1、J2の開幕節を迎えたあと、中断が決定。その後、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1が再開予定だったが、4月3日に白紙に戻すことで合意した。また4月から5月にかけて政府から緊急事態宣言が出されたため、再開時期は未定のままだった。
そんななか、緊急事態宣言も解除され、ようやく再開日程が決定。すでに各クラブは入念なウイルス対策を講じて、練習を再開している。選手のフィジカル的な負担も考慮して、1カ月以上の練習期間を確保したうえで、リーグ戦は6月27日にJ2とJ3から始め、J1は7月4日から行う。
再開は無観客で行われるものの、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら観客動員を目指すなかで7月10日から観客を5000人またはスタジアムの50%(人数の小さいほう)を動員する「超厳戒態勢時」と、8月1日からは50%の動員を目指す「厳戒態勢時」に分けられる。
まず、「超厳戒態勢時」ではビジター席の設置はせず、アウェーチームのユニフォームやグッズを着用して入場・観戦はできない。チケットはシーズンシート・ファンクラブのみで一般発売はクラブ判断となる。場内販売は飲料のみで、場外イベントは全て禁止。横断幕の掲出は認められるものの、声を出しての応援や手拍子、フラッグを回すこと、ビッグフラッグなどは禁止される。ピッチでも選手入場はそれぞれ行われ、セレモニー等も禁止されることとなる。
また「厳戒態勢時」ではビジター席を設置する。チケットの一般発売も有りとなる。場内販売はアルコールを除く飲食・グッズ販売も可能。応援スタイルに関しては「超厳戒態勢時」と同じように横断幕の掲出は認められるものの、声を出しての応援や手拍子、フラッグを回すこと、ビッグフラッグなどは禁止される。またピッチへの入場は選手と審判団同時に行われ、キックオフセレモニー等も実施可能となる。
唾吐きの禁止やピッチ上では飲水ボトルを共有しないなど感染予防に努めるなかで、懲罰は行われない方針だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)