“3冠”の可能性を残すクラブは? スペイン紙注目「バルサとレアルは届かない」
欧州3冠の可能性を残すクラブにスペイン紙注目、問題浮上のクラブも…
5月16日に再開したブンデスリーガを皮切りに、スペインやイングランドでも2019-20シーズンのリーグ戦が再開を迎える。各国リーグの王者などが集う欧州サッカー連盟(UEFA)主催の大会も再開を迎えるなか、スペイン紙「マルカ」が今季3冠の可能性を残すチームをおさらいしている。
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新型コロナウイルスの被害拡大により、中断を余儀なくされていた欧州サッカー界。ドイツではDFBポカールが行われ、バイエルン・ミュンヘンがフランクフルトを破り、決勝進出を決めた。これによりバイエルンは、ユベントス、ナポリ、パリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・シティと並び、今シーズンで3冠(国内リーグ戦、国内カップ戦、欧州タイトル)を達成できる可能性を残すこととなった。
記事では「バルセロナとレアル・マドリードは、どちらもコパ・デル・レイ敗退で、3冠には届かない」と指摘。スペインの強豪であるバルセロナとレアルの可能性はすでに潰えており、リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)からの敗退が決まっている。CLとFAカップで勝ち残っているマンチェスター・シティは、リーグ戦優勝の可能性は現実的に極めて低い。
すでにリーグが終了し、優勝を決めたPSGに対し、ユベントスとバイエルンもそれぞれイタリア、ドイツのリーグで首位に立っている。一方、ナポリはリーグ戦でユーベに大きく水をあけられているため、実際に3冠を達成できる可能性は極めて低い。また、PSGは決勝に勝ち進んでいるコパ・デ・フランスが、現時点では公式な声明が出ていないため実施されるのかという問題も残る。
ユベントスはコパ・イタリアの準決勝を勝ち上がれるか、そしてCLラウンド16の第1戦でリヨンに0-1で敗れているビハインドを跳ねのけることが求められる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)