ベンゲル”四度目のプロポーズ”は実るか? 12年越しのキャリック獲得へ再アタック

ロシツキー、フラミニ、アルテタの退団を見越して

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、長年追い続けた“恋人”に今夏もアタックを仕掛けるようだ。フランス人指揮官は、今季終了後にマンチェスター・ユナイテッドとの契約満了を迎えるイングランド代表MFマイケル・キャリックの獲得を目指すだろうと、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 実は、ベンゲルの“片想い”は12年越しのものだ。フランス人指揮官がキャリックを注目し始めたのはウェストハムでプレーしていた2004年頃からだった。しかしその直後、キャリックは同じ北ロンドンのライバルであるトットナムに移籍を果たし、06年にはユナイテッド移籍を勝ち取ったが、その際にもアーセナルは獲得を試みていた。そして、昨シーズンにも再び接触するなど、ベンゲルはこれまでに三度もキャリック獲得にトライしてきた。そして今夏、四度目の正直を狙って獲得に向かう可能性があるという。

 アーセナルは、トーマス・ロシツキ、マテュー・フラミニ、ミケル・アルテタといった中心選手が来季の契約を更新せず、夏にクラブを離れる可能性が高まっている。ベンゲルにとってのトップターゲットはサウサンプトンでアンカーを務めるケニア代表MFヴィクター・ワンヤマだと言われているが、それと同時に経験値の高い中盤の選手も確保しておきたいようだ。

 

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