まるで競輪選手? 本田圭佑、「限界まで追い込む」日本での”鬼トレ”に大反響
本田が公式YouTubeチャンネルでトレーニング風景を公開
ブラジル1部ボタフォゴに所属するMF本田圭佑が自身の公式YouTubeチャンネルを更新した。ブラジルは新型コロナウイルス感染者数が急カーブで上昇を続け、2カ月以上にわたってサッカーの全公式戦が中断中。再開の時を待つ本田は、自身の過去のトレーニング映像を投稿。ファンからは「ホンマにストイック」「プロフェッショナル=圭佑本田」「もう競輪で五輪目指そ」など反響を集めている。
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多大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。今年1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたなか、3月15日のリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場し、念願だった新天地デビューを飾った。
注目の一戦で4-2-3-1のトップ下に入った本田は、開始6分に華麗なスルーパスを通して存在感を発揮。前半28分にはFWラファエウ・ナバーロが倒されて得たPKを、本田が冷静にゴール左へ決めて新天地デビュー戦でゴールをマークしていた。だが、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でリーグ戦は中断を強いられている。
先日には、ボタフォゴの元会長でサッカー実行委員を務めるカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏は、本田が「この国や世界の問題を追っていて、現時点で良い気持ちで受け取れない」とし、これまでクラブから給料を一銭も受け取っていないことを発表。さらに、クラブが必要とするなら投資などの形で援助するとの申し出が本田側からあったことも明かしていた。
そうした状況のなかでトレーニングを続ける本田。公式YouTubeチャンネルで「限界まで追い込むアスリートのトレーニング」と題して、「世界各地でのトレーニング動画を7日間に渡りお届けします。6日目は日本編です。※過去に撮影されたものを編集・公開しております」と、帰国した際に臨んだ”鬼トレ”を公開した。
動画ではボックスの上に片足で立ち、腰を下ろしていく体幹トレーニングや、チューブを使用した腹筋など厳しいトレーニングに励んでいたが、なかでも、バイクトレーニングでは黙々と漕ぎ続けて追い込んでいる。
これにファンからは「ホンマにストイックですね」「プロフェッショナル=圭佑本田やなやはり」「体幹化物すぎる」「もう競輪で五輪目指そ」「30年後すらこのレベルでやってそう」など大反響。6月13日に34歳を迎える本田は変わらず己と向き合っているようだ。