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「正気ではないユナイテッド」!? ファンハール監督が最大11選手の入れ替えを検討
香川ら計7選手の放出に動く
今季公式戦でいまだ勝ち星のないマンチェスター・ユナイテッドが現地時間9月1日深夜に閉幕する移籍市場閉幕を目前に最大11選手の売買を行う可能性が浮上している。英地元紙デイリー・スターが「正気ではないユナイテッド。ルイス・ファン・ハールが大ナタをふるい、11選手が出入りも」との見出しで報じている。
マンUはアヤックスとオランダ代表MFダリー・ブリンドの獲得でクラブ間合意に至ったことを発表。ブラジルワールドカップでオランダ代表を率いて3位に輝いたファン・ハール監督は当時のチームで指導した愛弟子の獲得に成功した格好だが、同じくオランダ代表のACミランMFナイジェル・デヨングの獲得にも乗り出しており、移籍金1000万ポンドでの交渉成立を待っている状況だ。
一方で、スポルティング・リスボンMFウィリアム・カルバーリョ、ユベントスのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル獲得にも動いている。
そもそも昨季7位で欧州カップ戦の出場権がなかったマンUはリーグカップ初戦で3部MKドンズに0‐4で敗れ、公式戦の試合数が更に減ったために、ファン・ハール監督は獲得候補の2倍近い選手の放出に動いている。
MF香川真司が古巣ドルトムント復帰間近の状況に加え、MFトム・クレバリーに関してはアストンビラ、エバートン、バレンシアに700万ポンドの移籍金で放出交渉を続けている。イングランド代表FWダニー・ウェルベック、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス、ブラジル人MFアンデルソン、ベルギー代表MFマルアン・フェライニ、GKアンデルス・リンデゴーアの計7選手の放出にも動いているという。
30日のバーンリー戦でも0‐0に終わり、今季公式戦で勝ち星のない危機的状況のファン・ハール体制は移籍市場閉幕直前にこれまでにない活発な動きを見せている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web