「マジック・メッシ」が打ち立てた2つの金字塔 リーガ史上初の300得点&バルサ1万ゴールを達成

地元紙も大絶賛! エースが敵地で節目のゴラッソ2発

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、17日の敵地スポルティング・ヒホン戦で節目となる自身リーグ戦300ゴールを含む2得点の活躍で、3-1の勝利に貢献。リーガ史上初の300ゴール達成に加え、クラブ史上10000ゴール目も自ら決める”金字塔祭り”となった。

 世界最高の名手は止まらなかった。前半25分に中央でドリブルを仕掛けると左足を強振。矢のようなグラウンダーの弾道でゴール左隅に約23メートルのミドル弾を突き刺した。リーグ戦通算300得点という節目の一撃となった先制点に、FWネイマールらフィールドプレイヤー全員が駆け寄り、敵地のピッチ上で祝祭が展開された。

 2分後に鋭いカウンターから同点に追いつかれたバルサだが、そこから芸術的な連携で再びエースが決勝点を奪う。前半31分、マーカー4人を引きつけたFWルイス・スアレスとのワンツーで敵陣をこじ開けると、最後は黄金の左足でゴール左隅に突き刺した。

 リーグ通算334試合出場での301ゴール目は、バルセロナ史上10000得点目となった。その後は後半22分にスアレスが追加点を決めて、勝負あり。背番号10が放った才能の輝きに、スペイン地元紙「スポルト」は、「マジック・メッシが奮起し、マイルストーンを打ち立てる」と絶賛している。

 メッシの大爆発でバルサも連続無敗記録を31試合に伸ばした。2年連続の三冠達成に向けて死角は見当たらない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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