バルサ、6月29日からの観客動員を独自予想 8月のCLナポリ戦で3万人収容を視野か
7月8日開催のエスパニョールとのバルセロナ・ダービーで最初のホーム観客動員か
新型コロナウイルス禍におけるサッカー開催は、当面の間無観客となる一方で、Jリーグは7月以降の観客動員に向けて模索を進めている。それは海外でも同様のようで、随一のメガクラブであるバルセロナは、8月までに本拠地カンプ・ノウに約3万人の観客を動員できるのではと予測を立てたと、スペインのラジオ局「カデナ・セール」が報じている。
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カンプ・ノウと言えば、宿敵レアル・マドリードとのエル・クラシコやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の大一番などで約10万人の観客が詰めかけるスタジアムだが、ラ・リーガ再開で当面の間は無観客での開催。ただし、スペイン全体の感染傾向減少が現状と同じくらいで進むようであれば、クラブ独自の予想として6月29日の週から観客動員が許可される可能性があるとしている。
6月末から7月にかけての試合日程はまだ確定されていないが、当初の日程で行けば最初のホーム戦は7月8日に開催されるエスパニョールとのバルセロナ・ダービーになると見られている。最終的には8月開催が想定されているCL決勝トーナメント1回戦、ナポリとの第2戦で観客を動員できるようにするための重要なステップとなる。
ただし観客を入れるためには、様々な段階を経ることが必要となる。特に普段の30%の最大収容人数とはいえ、スタジアムにアクセスするために公共交通機関で足を運ぶことになる――などだ。スペインのみならず欧州最大級のスタジアムに歓声が戻る日がいつになるか。様々なクラブにとっても一つの指針となりうる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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