久保建英、“角度ほぼなし”の華麗ラボーナ弾に海外注目 「クオリティーは周知の事実」

マジョルカでプレーするMF久保建英が練習中にラボーナ弾を披露【写真:Getty Images】
マジョルカでプレーするMF久保建英が練習中にラボーナ弾を披露【写真:Getty Images】

マジョルカ公式YouTubeチャンネルが”ラボーナ弾”を決めた瞬間を公開して反響拡大

 スペイン1部マジョルカは、現地時間13日にシーズン再開初戦で本拠地に首位バルセロナを迎え撃つ。バルセロナ下部組織出身のマジョルカ日本代表MF久保建英にとっては、2度目の“古巣対決”となるが、海外メディアは久保が練習で決めた“ほぼゼロ角度”からのラボーナ弾に注目している。

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 久保は2011年、10歳の時にバルセロナの育成組織「ラ・マシア」に加入。15年まで在籍し、帰国後はFC東京の下部組織を経て17年にトップ昇格。19年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍し、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定した。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを決めると、一度はベンチスタートに降格するも再びスタメンの座をつかみ、リーグ戦24試合で3得点2アシストを挙げている。

 だが、新型コロナウイルスの影響を受けて欧州各国はリーグを中断。スペイン政府は4月末に段階的なロックダウン(都市封鎖)解除の方針を示し、マジョルカは9日から他の選手と距離を取りながら個別練習を開始した。その後、全体練習など段階的に切り替わっており、13日のバルセロナ戦に向けて士気を高めている。

 マジョルカ公式YouTubeチャンネルは9日、左コーナー付近で軽快なボールコントロールを見せた久保が、角度がほとんどない位置から“ラボーナ弾”を披露したシーンを公開。見事にコントロールされたシュートはゴールネットを揺らし、久保はクールな表情でピッチを後にしている。

 海外サッカーサイト「BeSoccer」は、「クボが角度なしからラボーナでスーパーゴール」と見出しを打って注目。「ほとんど角度のない位置からラボーナゴールを決めた。19歳のクボが素晴らしいクオリティーを誇るのは周知の事実だが、ファンが飽きることはない」と伝えている。

 バルセロナ戦ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと対戦する可能性があり、再開初戦のパフォーマンスに注目が集まる。

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