浅野拓磨は「パルチザンの動力源」 ライバル撃破を現地称賛「タスクを完全にこなした」
セルビアカップ準決勝でツルヴェナ・ズヴェズダに1-0の完封勝利 浅野は先発フル出場
日本代表FW浅野拓磨の所属するセルビア1部パルチザンは現地時間10日、国内カップ戦の準決勝でライバルのツルヴェナ・ズヴェズダと対戦し、1-0で勝利を収めた。浅野は先発フル出場で決勝進出に貢献し、現地メディアから「課されたタスクを完全にこなした」と賛辞を送られている。
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今季からパルチザンに加入した浅野は、主に左ウイングとしてレギュラーを獲得。ここまでリーグ戦22試合4得点を挙げている。国内カップ戦であるセルビアカップでもラウンド16以降は先発出場を続け、準決勝のツルヴェナ・ズヴェズダ戦でも左ウイングで先発出場した。
試合は後半13分のイスラエル代表MFビブラス・ナトホのゴールが決勝点となり、パルチザンが1-0の完封勝利。国内最大のライバルを蹴落としての決勝進出を果たした。
この結果を受け、セルビアメディア「B92」は全選手の寸評を公開。守備陣を支えたDFストラヒニャ・パヴロヴィッチらに高評価が与えられるなか、浅野も次のように称賛を受けている。
「パルチザンの動力源は、もう1試合でも問題なくプレーできそうだ。相手陣内に走り込みながら、左サイドバックのスロボダン・ウロシェヴィッチを守備面でサポートし続けたことはプロフェショナルの証明だ。課されたタスクを完全にこなした」
同じくセルビアメディア「BLIC」でも、「良いスピリットを見せた」との評価を得ていた浅野。豊富な運動量と勤勉な姿勢で、勝利への貢献を称えられた。パルチザンはセルビアカップ5連覇を懸け、24日にFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドとの決勝に臨むこととなる。
(FOOTBALL ZONE編集部)