韓国代表MF、なぜJリーグから母国移籍? 背景に元Jリーガーの「積極的な勧誘」
FC東京MFナ・サンホが城南FCへ期限付き移籍、元Jリーガーのキム・ナミルが働きかけ
J1・FC東京は10日、韓国代表MFナ・サンホが城南FCへ期限付き移籍することを発表した。その背景には、元Jリーガーの積極的な働きかけがあったようだ。韓国誌「ベストイレブン」が伝えている。
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「韓国代表ナ・サンホが、城南FCのユニフォームを着る。契約期間は今季末までだ」と報じたのは、韓国誌「ベストイレブン」だ。現在23歳のナ・サンホは、母国の光州FCを経て、2019年にFC東京へ完全移籍。Jリーグ1年目はリーグ戦25試合2ゴールの結果を残していた。
記事では「2018年にはKリーグ2部でMVP・得点王・ベスト11をさらって、韓国サッカー界の期待の存在に成長し、代表としても活躍している」と言及。2018年に韓国代表デビューを飾り、19年12月のE-1選手権でも韓国の優勝に貢献したアタッカーを紹介している。
今季は新型コロナウイルスの影響を受け、Jリーグは開幕節後に中断。6月27日からJ2とJ3リーグ、7月4日からJ1リーグが無観客試合で再開予定となっているなか、ナ・サンホの期限付き移籍が決まった。
その背景には、かつてヴィッセル神戸や京都サンガF.C.でプレーした元韓国代表MFキム・ナミルの働きかけがあったようだ。2015シーズン後、京都で現役生活を終えたキム・ナミルは今季から城南FCを率いており、戦力アップを目指していたようだ。