宇佐美貴史、低弾道の“ゼロ角度”シュートに反響 同僚MFとの対決に「完勝」「キックの質」

ガンバ大阪FW宇佐美貴史【写真:高橋学】
ガンバ大阪FW宇佐美貴史【写真:高橋学】

宇佐美貴史が公式インスタグラムで練習後の一幕を公開

 ガンバ大阪FW宇佐美貴史が公式インスタグラムを更新した。「練習後の一幕」とし、MF小野瀬康介とキック対決の動画を公開。右サイドのほぼ“ゼロ角度”の位置から、右足アウトサイドにかけた強烈なシュートを披露し、「完勝いたしました。笑」と喜んでいる。

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 G大阪の下部組織で育った宇佐美は、19歳だった2011年にドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンへ移籍。ホッフェンハイムを経て、13年に一度古巣へ復帰するも16年に再びドイツへ挑戦。アウクスブルク、デュッセルドルフに所属し、昨夏に残留争いをするG大阪へ再び復帰した。

 一方の小野瀬は18年夏にレノファ山口から加入。J1初挑戦で14試合3得点と結果を残し、昨季は30試合7ゴールと主力として活躍した。シーズンオフには横浜F・マリノスなどからオファーを受けたが、宇佐美が直接小野瀬の慰留に努め、残留が決定。今季は開幕前の沖縄キャンプで2トップとしてコンビを組むなど、チームの新たなオプションとしても期待を受けている。

 2月23日に行われた横浜FMとの開幕戦では、2人とも揃って先発。2-1で勝利を収めたG大阪だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてリーグは中断を強いられた。一時は各クラブが活動休止となったが、緊急事態宣言の解除も受け、G大阪は5月25日から練習を再開。4カ月半ぶりとなる7月4日のリーグ再開に向けて、汗を流している。

 そんななか、宇佐美は練習後の様子を公式インスタグラムで公開。小野瀬と、角度のない位置から右足アウトサイドにかけた低弾道の強烈シュート対決を行い、見事な一発を披露している。

「練習後の一幕。@kosuke_onose8(小野瀬)に完勝いたしました。笑 付け足しますと僕はこれ実は2回目です。笑 小野瀬は1回目だったのです。笑 #キックの質」

 そう綴った動画では、まず小野瀬がキックするも、惜しくもゴールには収まらず。次に蹴った宇佐美は、角度のない位置から右回転の弾丸シュートを決めて、思わず雄叫びを上げている。一方の小野瀬は「いいフリになっているじゃん」と悔しそうにし、仲の良さを物語っている。

 コメント欄でも小野瀬は「先輩に気をつかって外したのに」と、泣き笑いの絵文字付きで反応。ファンからも「ビューティフォ〜」「なにこれ、えぐー」「うますぎ」「2回でできるのもすげーわ」「めっちゃ上手い 惚れる笑」と絶賛された。ギアを上げている宇佐美&小野瀬コンビの活躍に、7月4日の再開初戦から期待が高まる。

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