不振のインテル、指揮官が厳罰を下す!? イタリア恒例の強制合宿を敢行

直近6試合でわずか1勝 前半戦首位も5位まで順位を落とす

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、14日の敵地フィオレンティーナ戦で試合終了間際に決勝点を許し、1-2で敗れた。不可解な判定の影響を受けた不運もあったが、ロベルト・マンチーニ監督は選手たちに強制合宿という厳罰を下した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 直近の公式戦6試合でわずか1勝という青と黒の名門に待っていたのは、イタリアサッカー界恒例の強制合宿だった。

「インテルは罰のために合宿に突入。もうミスは犯せない。何人かの選手たちは不満を感じているが、今日から土曜日まで合宿だ」と、記事では報じられている。次節20日のサンプドリア戦まで、選手は監禁生活で必勝を期すことになる。

 前半戦は堅守で首位に立つなど好調をキープしたが、後半戦は失速し、現在は5位。マンチーニ監督も今季を3位以下で終えた場合は解任とも報じられており、尻に火がついた格好だ。一部選手の不満など、おかまいなしだ。

 フィオレンティーナ戦ではポジショニングの問題で失点に関与した長友も、強制合宿を免れず。必死の思いで勝ち点3を目指すことになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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