J参入を目指す福山シティFC、コロナ禍で経営危機 支援呼びかけ…初日で300万円突破
新型コロナウイルスの影響でスポンサー契約が白紙 クラウドファンディングで支援を呼びかける
広島県社会人1部リーグの福山シティフットボールクラブ(以下、福山シティFC)がクラウドファンディングを実施し、初日で目標金額の50%を超える300万円以上の支援を集めている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてスポンサー契約が白紙となるクラブ最大の危機に直面しているなかで、代表の岡本佳大氏は「この苦難を皆さんと一緒に乗り越えて、福山市に新たなJリーグクラブを誕生させたい」と支援を呼びかけている。
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福山シティFCは昨季、広島県社会人2部リーグを全勝で優勝し、今季から同1部リーグに昇格した。将来的なJリーグ参入を目指して活動を続けているなか、新シーズンを目前にして新型コロナウイルスの大流行という予想外の自体に直面した。
これによりリーグ戦は中止を余儀なくされたうえに、ユニフォームスポンサー契約も白紙となった。スポンサーからの広告宣伝費が収入の95%を占める地域リーグのクラブにとっては存続に関わる致命的な問題となる。
Jリーグとは異なり、リーグ戦再開の目途がまだ立っていないなかで福山シティFCは9日にクラウドファンディングをスタートさせた。このコロナ禍を乗り切ろうと、活動費の支援を募っている。