元神戸指揮官、シティのアシスタントコーチ就任 教え子ペップの“右腕”として手腕発揮へ
昨季途中まで神戸を率いたリージョ氏のシティ行きが発表される
マンチェスター・シティは現地時間9日、元ヴィッセル神戸指揮官のフアン・マヌエル・リージョ氏がペップことジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチに就任したことを発表した。かつてペップを指導した名将が、今度は教え子の右腕として手腕を振るう。
リージョ氏は29歳の若さでスペイン1部での監督キャリアをスタートさせ、国内を中心に多くのクラブチームの監督を歴任。2005年に就任したメキシコのドラドスでは当時現役だったグアルディオラ監督が同氏の下でプレー。グアルディオラ監督はリージョ氏の指導に大きな感銘を受けたとされている。
2018年に9月にはJ1神戸の監督に就任。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらスター選手が揃うチームでの指揮を託されていた。2019年4月に神戸と契約解除し、同年8月から中国2部リーグ(現1部)の青島黄海で指揮をとっていた。
アジアでの挑戦を経て、リージョ氏は54歳で欧州クラブに復帰を果たす。マンチェスター・シティは公式サイトで同氏がペップのアシスタントコーチに就任することを発表し、「かつてのラ・リーガ最年少監督だったリージョは、キャリアの中でアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャ、ヤヤ・トゥーレなど多くのワールドクラスを率いてきた」とその実績を紹介した。
リージョ氏は「マンチェスター・シティのコーチングスタッフに加わることが嬉しい。ペップとの関係は何年も前から続いている。エキサイティングな彼のチームの一員になることができてワクワクしている」とコメントし、ペップとの共闘への意気込みを明かした。
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(FOOTBALL ZONE編集部)