CLパリ決戦でまたも騒動 チェルシーサポーターに機動隊が催涙ガスを噴射
昨年2月の対戦時には、地下鉄での人種差別行為が社会問題に
チェルシーは16日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、パリ・サンジェルマンに1-2で敗れたが、敵地パルク・デ・プランスではサポーターが2年連続で機動隊から催涙ガスを噴射されるトラブルに巻き込まれた。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
フィールドに立ち、スタンドを監視した警備員と機動隊がチェルシーサポーターの緊張感を高めたという。アウェー席上段のサポーターは催涙ガスの噴射により、前半は席を離れることになった。そしてチェルシーサポーターは、前半終了間際に生まれたナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルの同点弾に狂喜乱舞していたハーフタイムに、再び催涙ガスを噴射されたとレポートされている。
昨季のCLラウンド16の再戦となったが、昨年2月にパリで行われた試合では、チェルシーサポーターが地下鉄に乗り込もうとした黒人男性に対して人種差別行為に出て、社会問題となっていた。札つきとなったチェルシーサポーターに対して、パリの警察当局も警戒を強めているようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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