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アルゼンチンの”稲妻ストライカー”も中国へ 2年総額38億円の破格の待遇か
河北華夏に移籍決定のラベッシ 新天地でジェルビーニョらと競演
中国1部・河北華夏が、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシと契約したと発表した。今夏ローマからコートジボワール代表FWジェルビーニョらを獲得するなど大型補強に走る2010年創設の新興クラブが、新たにアルゼンチンの”稲妻ストライカー”確保に成功した。
河北華夏は、クラブの公式微博(ウェイボー、中国版ツイッター)アカウントを通じてラベッシとの契約を発表。エル・ポチョ(稲妻)の愛称を持つラベッシを、河北華夏は「ネクスト・マラドーナ」として紹介。アルゼンチンの名門エストゥディアンテスで育った30歳のストライカーに、大きな期待を懸けているようだ。
移籍金など詳細は公表されていないが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のレポートによれば、ラベッシは2年契約で給与総額は2350万ポンド(約38億円)にも上るという。
河北華夏はこの冬にローマから快足ウインガーのFWジェルビーニョ、トラブゾンスポルからカメルーン代表MFステファーヌ・エムビア、元チェルシーで日系三世のフランス人MFガエル・カクタといった実力者を獲得していた。
アジアフットボール史上最高額の移籍金5000万ユーロ(約65億円)で江蘇蘇寧に渡った元U-21ブラジル代表MFアレックス・テイシェイラをはじめ、今冬には多くのビッグネームが中国へ渡った。チャイナパワーの猛威は、まだ収まりそうにない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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