なぜ4週間が4か月に? ドルトムントFWロイス、内転筋付近の腱断裂で今季終了の可能性
当初は内転筋の負傷とだけ診断も、腱断裂の大怪我だった可能性を「キッカー」誌が指摘
ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスは今年2月に負傷離脱した際、全治4週間と報じられていた。しかし、ブンデスリーガが再開して6月を迎えてもまだピッチに立てていない。ドイツ誌「キッカー」は、ロイスは今季中の復帰は間に合わない可能性を報じている。
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今季のブンデスリーガは、首位バイエルンが2位のドルトムントに勝ち点差「7」をつけており、次節にも優勝が決定する。2月4日に行われたDFBポカール・ラウンド16のブレーメン戦で負傷したロイスの長期離脱が、ドルトムントにとって痛手となったことは間違いない。
当初、ロイスは4週間の離脱と報じられていたが、新型コロナウイルスの被害拡大による中断を経て、リーグが再開した今も戦列に戻ることができていない。
なぜ4週間の離脱のはずが、4カ月経った今も復帰できていないのか。記事によると、当初、内転筋を負傷したと報じられていたロイスだが、その負傷が実は内転筋付近の腱の断裂だったのではないかという。これにより、公式戦12試合を欠場することになったようだ。
ロイスは4月、「リハビリは順調だ。コロナウイルスによる中断は、僕にとっては良かった。負傷を回復する時間が与えられたからね」と語っていた。しかし、実際には負傷は完治せず、リーグ再開後もピッチ上に彼の姿は見られていない。本来は完全休養を取るべきだったが、リハビリを行っていたことで回復が遅れたと「キッカー」は報じている。
まだチーム練習には合流できていないロイス。今季、12得点7アシストを記録していたが、4試合を残してシーズンを終えることが濃厚なようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)