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マンCスターリング、人種差別問題に行動の必要性主張 「抗議だけでは何も変わらない」
アメリカで起こった人種差別による黒人殺害事件 スターリングも人種差別に持論展開
マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが人種差別撤廃のため、サッカー界でもBAME(Black, Asian and Minority Ethnic の頭文字。マイノリティーを表す)の元選手たちにも適切なチャンスが与えられるべきだと主張。「抗議だけでは何も変わらない」と行動の必要性も強調した。英公共放送「BBC」が報じている。
アメリカのミネソタ州ミネアポリスで5月25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察官に殺害される事件が起きた。アメリカでは人種差別問題に反対するデモが起き、のちに暴動に発展。また、人種差別問題として世界中に大きく波紋を広げた。
この問題はサッカー界にも大きな影響を及ぼしており、すでに多くのクラブや選手が「Justice for George Floyd」のメッセージを発信したり、片膝をつくポーズで人種差別反対の意思表示を行っている。
そうしたなかで、以前から人種差別問題に積極的に取り組んでいるイングランド代表のFWスターリングは「抗議は自分の声を届けるための素晴らしいスタート地点」と語っているが、その一方で「ただ抗議するだけではこの国に変化を起こすことはできない」と断言。サッカー界で黒人やアジア系民族などのマイノリティーがクラブの監督などの重要なポジションに起用される機会が増えていかなければならないと主張している。
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