“小皇帝”バラック、古巣チェルシー移籍合意のヴェルナーを歓迎 「両者にとって良い決断」

チェルシー移籍合意と報道のRBライプツィヒFWヴェルナー(左)とチェルシーOBのバラック氏【写真:Getty Images & AP】
チェルシー移籍合意と報道のRBライプツィヒFWヴェルナー(左)とチェルシーOBのバラック氏【写真:Getty Images & AP】

バラックは移籍理由を「よりプレーできる機会が多いと判断したのではないか」と推察

 RBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは、チェルシー移籍の合意が報じられた。かつてチェルシーでも活躍した元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏は、「両者にとって良い決断」と評価した。英紙「メトロ」が報じている。

 当初、ヴェルナーはユルゲン・クロップ監督との会談が報じられ、リバプールへの移籍が迫っていると考えられていた。しかし、チェルシーは契約解除金の5400万ポンド(約75億円)を支払い、年俸900万ポンド(約12億5000万円)を提示して合意にこぎつけたとされる。

 バラックはヴェルナーの移籍合意について、金額面だけではなく、ピッチ内でも両者にとってメリットが多いと話す。

「両者にとって良い決断だと思うよ。ティモはフィットするだろうね。チェルシーのスタイルは、彼のサッカーに合うはずだ。また、チェルシーであればより多くの出場時間を得られると判断したのだろう。彼にとって、それもとても重要なことだ」

 また、OBとしてヴェルナーへアドバイスも送っている。

「イングランドの最も大きな違いは、審判が笛を吹くことが少ないことだ。ぶつかり合いも多く、強度も高い。活躍するためにはそこが鍵になるから、できるだけ早く慣れないといけない。でも彼は良い選手でスピードもある。フィジカル的にも強く、デュエルでも良さを出せるだろうから、すぐに慣れるはずだ」

 今季ブンデスリーガで25得点を挙げているヴェルナー。まだチェルシー移籍の正式発表はないが、来季はプレミアリーグで暴れる姿に期待が懸かる。

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