リーガ優勝争い、”異例日程”でバルサ有利? “レアル贔屓”紙が指摘「重圧がないなかプレー」
現地時間7日に残り4試合の日程が確定
6月11日に再開されるラ・リーガの焦点の1つは現時点で勝ち点差2となっている首位バルセロナと2位レアル・マドリードとの優勝争いになることは間違いない。ただし再開に向けての日程編成において、常にバルサがレアルよりも先に試合を実施することになるとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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リーガは現地時間7日に第30節と第31節のキックオフ時間を発表した。それによって再開後の4試合の日程がすべて確定したことになるが、これまでにはない異例なものとなる。
バルサはまず再開戦となる第28節で現地時間13日午後10時に日本代表MF久保建英擁するマジョルカとのアウェーゲームに臨む。一方でレアルはその1日後(同14日午後7時30分)にホームでMF乾貴士が所属するエイバルと対戦することになる。
このスケジュールはその後も続く。第29節はバルサが16日(レガネス戦)、レアルが18日(バレンシア戦)、第30節と第31節もバルサが19日(セビージャ戦)と23日(アスレティック・ビルバオ戦)と臨むのに対して、レアルは21日(レアル・ソシエダ戦)と24日(マジョルカ戦)とすべて1日以上ずれたタイミングでの開催となる。
“レアル贔屓”で知られる同紙は「こういったこともあり、バルサはマドリードとのチャンピオンシップ争いで、常に主導権を握り続けられる。カタルーニャ側は最大のライバルの結果側を知る重圧がないなかでプレーできる」とバルサ側にメリットがあるとしている。
特殊な日程でマッチレースが続けば、最終節付近のキックオフ時間調整にも課題が残るだろうが、バルサとレアルの2強はどのような結果を出していくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)