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マンC監督就任のペップにバイエルンが“対策” 引き抜き禁止を厳命か
古巣バルサからも選手獲得は難しい?
ペップはバイエルン監督就任時、古巣バルセロナからスペイン出身の逸材MFチアゴ・アルカンタラを連れてくるなど、自身の哲学であるポゼッションサッカーを熟知する愛弟子を加えてチームづくりを促進してきた。しかしこの口頭での合意によって、アラバやチアゴはもちろん、ゲッツェ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらにも手出しできないことになった。
またスペインでは、バルサ時代の教え子獲得を封印するとの報道も出ているなど、“外堀”を埋められつつある。バルサ、バイエルン両クラブから選手を獲得できないとなれば、ペップはマンチェスターの地で一から新たなチーム構築に動き出す必要性に迫られることになる。
シティは現時点でも昨季プレミアリーグ得点王のFWセルヒオ・アグエロや、スペイン代表MFダビド・シルバら才能豊かなタレントを揃え、なおかつビッグディールを成立させる豊富な資金力も備えている。とはいえ、ペップが理想とするスタイルを体現する選手を集結させることは困難なタスクとなりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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