復活を期す元世界最強FW 「彼はチェルシーで戦う」と中国行きの噂を父が完全否定

負傷にも泣かされ、今季11試合1得点と大不振のファルカオ

 今季チェルシーに加入後、公式戦でわずか1ゴール。コロンビア代表FWラダメル・ファルカオは負傷にも苦しみ、不振を極めている。かつての輝きを失い、中国移籍も噂されるなか、父ラダメル・ガルシアは「チェルシーで復活する」と断言した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 “エル・ティグレ(虎)”の愛称を持つストライカーは、その牙を研ぎ澄ませ、虎視眈々と復活の時をうかがっているようだ。ファルカオは今季、フランスのASモナコから1年間の期限付き移籍でチェルシーに加入。昨季はマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたが、公式戦29試合4得点に終わった悔しさを晴らそうと、プレミアリーグ再挑戦を決意した。しかし負傷もあって、ここまで11試合1得点と、昨季を下回る数字しか残せていない。

 モナコ時代の2014年1月に負った膝の負傷を境に、ファルカオのキャリアは一気に暗転。同年のブラジル・ワールドカップ出場も逃すなど、かつて「世界最強」とも言われたストライカーは失意を味わった。しかし、父ガルシアさんは息子の復活を信じて疑わない。

「彼(ファルカオ)は今、とても良い状態にあり、この状況もどのように乗り越えればいいか分かっている。彼はポジティブだよ。毎日復帰に向けた準備を行っている。負傷だって、フットボールでは当たり前に起きることだ」

 

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