「日の出る国からやってきた」 長谷部の偉業達成に現地絶賛「なんて象徴的なんだ!」
アジア人のブンデス最多出場記録を更新 「新たなレコードブレーカーになった」
元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは現地時間6日、ブンデスリーガ第30節でマインツと対戦し、0-2で敗れた。長谷部はリーグ通算309試合出場となり、アジア人最多出場記録を更新し、海外メディアは日本のマエストロに「なんて象徴的な存在なんだ!」と大々的に取り上げている。
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長谷部は2014年にフランクフルトに加入し、3バックシステムのリベロとして不動の地位を築いた。18年にアディ・ヒュッター監督が就任して以降も主軸として守備陣を支えたが、今季序盤戦でチームは不振に陥り、4バックシステムへ変更。それにより長谷部は出番を失い、一時はベンチを温める日々が続いていた。
それでも、リーグ再開後の第26節バイエルン・ミュンヘン戦で2-5の大敗を喫したことを機に3バックへと戻すと、4試合連続で3バックの中央で先発フル出場し、マインツ戦でリーグ戦通算309試合出場を記録。元韓国代表FWチャ・ボムグン氏の出場記録を塗り替え、アジア人におけるブンデス最多出場選手となった。
これを受け、ドイツメディア「Der SPORTBUZZER」は「長谷部はブンデスリーガにおいて、アジアの新たなレコードブレーカーになった」と大々的に取り上げている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版公式ツイッターも「新たなブンデスのレコードブレーカーは日の出る国からやってきた」と投稿している。
ドイツ放送局「DW Sport」も「DFにとって、なんて象徴的な存在なんだ!」と称賛。2008年から12年間にわたりドイツの地で活躍している長谷部だが、ブンデスの歴史に名を刻む偉業を達成した。