ゴツくなった!?と噂の久保建英 恩師が指摘する進化「“サッカーの筋肉”になっている」
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鋭いターンを支える“首の筋肉” 「トレーニングを昔からずっとやっている」
なかでも木場氏が強調していたのは、体幹のインナーマッスルの強化が果たす役割の大きさだ。例として久保はドリブルでのターンが非常にスムーズだが、その秘訣の一つが「首の筋肉」だという。
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「ストップしてから次の動作に入るターンの時、首から骨盤までの骨に付いているインナーマッスルがしっかり反応しないと、首の回転、振り向く動作が遅くなってしまう。首の筋肉が弱いと頭がブレて、ターンが遅くなるんですね。ターンを速くするためによく言っているのは、『腰のひねりと同時に頭も動かしなさい』ということ。彼(久保)の場合は首も一緒に付いていくようなトレーニングを昔からずっとやっているので、自然とそういう筋肉が付いています」
体の軸がブレず、急速なターンで相手DFを翻弄するシーンも印象的な久保。順調に首周りを含むフィジカルが伸びていることも踏まえれば、リーグ戦再開後はキレ味の増したドリブルにも期待できそうだ。
[PROFILE]
木場 克己(こば・かつみ)
KOBA式体幹バランストレーニング協会代表。都内の「COREトレSTUDIO」運営。鍼灸師、柔道整復師。FC東京ヘッドトレーナー(95~02年)を経て独立。久保建英、中井卓大らの専属トレーナー。
(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)
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