ベイルの孤立はメディアが創出? 語学問題は“デマ”と代理人主張「完全にバカにしている」
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ベイルの代理人バーネット氏、レアル監督との不和を否定 「素晴らしい関係を有している」
レアル・マドリードは6月11日に再開されるリーガ・エスパニョーラにて、2016-17シーズン以来となる覇権奪回に向けた戦いに臨む。ジネディーヌ・ジダン監督体制下では有望株が続々と登用される一方で、ここ近年ネガティブな報道が続くのがウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。この苦境について担当代理人が責任をスペインメディアにあるとしたことを地元ラジオ局「カデナ・セール」が報じている。
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英メディア「talkSPORT」の取材に応じたのはベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏。これまでベイルはジダン監督との不和やクラブ側とかみ合わない状況を何度も伝えられているが、同氏はこのように訴える。
「ベイルについて悪いことはマドリード側から出たことはない。ジダンもベイルについて悪くいったこともないのに、マスコミというのは事象を発明し続けている。私も社長やCEO、ジダンとも素晴らしい関係を有している。もちろん我々の間には言葉のやり取りこそあるが、いずれにしてもそれはキツい口調で話したものではない」
メディアが“ベイル孤立”の理由としてよく挙げるのは、語学の問題である。英語圏生まれのベイルがスペイン語で苦労しているのではというものだが、「ベイルはスペイン語を話せる。テレビではごみのような話をして、完全にバカにしている専門家の話を聞きたくもない。こういった専門家を使うテレビ局も非難したい。ベイルについて知らないのに、どれだけ話せるのか。冗談みたいなものだよ!」と真っ向から反論している。
結果を残せないと叩かれるのが常であるビッグクラブのレアルだが、ベイルの代理人としては“スケープコード”にされているとの印象を持っているのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)