バルサ、メッシと契約延長交渉へ 21年以降の動向に注目、希望するオプションは?
現行契約は21シーズンまで、代理人のメッシ父親と交渉の下準備へ
6月11日に再開が決まったスペインのラ・リーガ。新型コロナウイルス禍のなか、スーパープレーを期待される1人がバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだろう。13日に控えたマジョルカ戦を前に太ももの違和感を覚えていると伝えられる一方、2021年以降の契約延長の交渉が来週にも進むとスペイン紙「マルカ」が報じた。
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メッシは現地時間5日に行われたグループでのトレーニングを欠席。前日に続いて2日連続練習に顔を出さず、クラブ側としては「右大腿四頭筋に軽度の負傷を負っているため、別メニュー調整でトレーニングしている。最終的にはバルセロナが試合再開となるあと8日間で不必要なリスクを回避するための練習をしている」と発表した。「あと数日でチームメートとともに再び練習できるはず」と、日本代表MF久保建英を擁するマジョルカとの試合には問題ないとしている。
そのメッシだが、現時点では2021シーズン末までの契約となっている。そのためクラブ側は来週にも事前準備として、代理人を務める父親のホルヘ氏とともに交渉にあたるという。本格的な交渉は来シーズンに進むと想定されるなか、メッシは2021年6月には33歳になるということもあって、そのキャリアが注目されている。
メッシは「バルセロナでのキャリアを良好ななかで全うしたいと考えている」とする一方で、「各シーズンの終わりに自分の契約を取り消すことが可能なオプションを維持したい」とも考えているという。下部組織時代を含めるとバルサ一筋で約20年間を過ごしてきたメッシが、キャリア終盤にどのような選択肢を取るのか、今後も注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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