C・ロナウドが涙、レアルMFが“一触即発シーン”を告白 「モウリーニョが激怒」
モウリーニョ体制のレアルであわや殴り合いの事態 「ロナウドを叱責し、泣かせた」
レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、自伝の中でジョゼ・モウリーニョ監督がレアルを率いた当時にエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)を“泣かせた”エピソードを、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が紹介している。
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モドリッチは自伝「ア・モード・ミオ」の中で、2013年のスペイン国王杯で起こったエピソードを記しているという。
「僕たちが2-0で勝っている時、カウンターを受けた場面でロナウドは相手のサイドバックについて戻らなかった。それを見たモウリーニョが激怒して、ハーフタイムに入る時にロナウドをロッカールームまでのトンネルで叱責し続けて泣かせた。後半が始まっても彼らは言い争いを続けていた。試合が終わった時、他の選手たちが間に入ることでなんとか殴り合いに発展するようなことは避けられたんだ」
当時レアルの絶対的なエースだったロナウドだったが、厳格なモウリーニョ監督にとってそのプレーは怠慢と映ったようだ。ロッカールームまでの道のりで叱責を続けるというのもまた、“スペシャル・ワン”を自認する指揮官のこだわりの発露だとも言える。
モドリッチいわく、殴り合いに発展しかねない状況だったという。結果的にロナウドはモウリーニョ体制のレアルにおけるエースであり続け、ロナウドもまたゴールを量産した。様々な意味で双方のパーソナリティの分かる一幕だったと言えるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)