中村俊輔、14年前の“伝説の一撃”に海外再注目 「CL史上最高のFK」「マンUの悪夢」
06-07シーズンのCL第6節マンU戦で日本人史上初の決勝T進出を果たす決勝点をマーク
横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は、セルティック時代の2006-07シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で日本人史上初の決勝トーナメント進出という偉業を成し遂げた。大会公式ツイッターは、名門マンチェスター・ユナイテッド戦で生まれた伝説の一撃をフラッシュバック。海外ファンからも「CL史上最高のFK弾」「ユナイテッドの悪夢」と称賛している。
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横浜マリノス(当時)でプロキャリアをスタートさせた中村は2002年に海外挑戦。日本人史上4人目のセリエAプレーヤーとしてレッジーナで3年間プレーし、2005年にスコットランドへ渡った。
セルティックではリーグ優勝3回、2006-07シーズンには年間最優秀選手に輝くなどレジェンドとして語り継がれる活躍を見せたが、なかでも伝説として刻まれているのが2006年11月21日に行われたグループステージ第5節のユナイテッド戦(1-0)だ。
0-0で迎えた後半36分、セルティックは中央やや右のゴールから約30メートルの位置でFKを獲得。キッカーを任された中村が左足を一閃すると、ボールは壁の上を越えて早く落ちる軌道でユナイテッドゴールへ。対峙した元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サールの懸命の横っ飛びも及ばす、ゴール右上隅を鮮やかに射抜いてみせた。この一撃が決勝点となり、中村は日本人選手として初めて決勝トーナメント進出を果たしている。
「シュンスケ・ナカムラが2006年のマンチェスター・ユナイテッド戦でこの素晴らしいフリーキックを解き放つ。セルティックが決勝トーナメントに勝ち上がるのを助けたゴール」
CL公式ツイッターが映像付きで回顧すると、「CL史上最高のFK弾」「ユナイテッドの悪夢」「過小評価されているプレーヤー」「これぞセルティックのシーン」と海外ファンも称賛。改めて、その一撃の価値の大きさを証明している。