18年前の衝撃 トルシエJ、日韓W杯ベルギー戦を敵国回顧「小野以外は知らなかった」
日本がW杯で史上初めてリード 「許されない守備のミスが転機となった」
フィリップ・トルシエ監督は、中田浩二、森岡隆三、松田直樹で“フラット3”を形成。中盤には稲本、中田らが入り、前線は柳沢敦と鈴木隆行が2トップを組んだ。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
0-0で迎えた後半、日本はベルギーのプレッシャーに押し込まれ、後半12分に失点。しかし、直後の同14分に小野のロングフィードに抜け出した鈴木がつま先を懸命に伸ばしてボールを押し込み、同点ゴールをマーク。さらに後半22分、稲本がドリブル突破でゴールに迫ると、そのまま強烈な左足シュートを叩き込み、日本が逆転に成功した。
日本がW杯で初めてリードを奪った展開を「許されない守備のミスが転機となった。タカユキ・スズキとジュンイチ・イナモトは、(ベルギーGK)ヘールト・デ・フリーガーからゴールを奪った。日本はベルギー代表を突き放した」と伝えている。
後半30分に同点に追いつかれ、W杯初勝利はお預けとなった日本だが、初の勝点をつかんだベルギー戦。対戦国のロベール・ヴァサイジュ監督にとってもスリリングな試合として刻まれたことをベルギー誌も伝えていた。