「また彼だ」 PSGレオナルドSD、古巣ミランから“主力引き抜き再現”の画策に伊注目

(左から)PSGが狙うベナセル、ドンナルンマ、パケタ【写真:Getty Images】
(左から)PSGが狙うベナセル、ドンナルンマ、パケタ【写真:Getty Images】

ミランのドンナルンマ、パケタ、ベナセルの獲得を計画

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、ACミランから若手有望株を引き抜こうとする計画を立てているとされる。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「また彼だ」と8年前と同じ展開だと報じた。

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 PSGはミランからイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、ブラジル代表MFルーカス・パケタ、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルを獲得する計画を立てているという。

 まず冬の移籍市場でパケタ獲得に2000万ユーロ(約24億円)、最近ではベナセル獲得に3000万ユーロ(約36億円)のオファーを提示。ミランとベナセルの間には5000万ユーロ(約60億円)の契約解除条項があるとされ、それを満たさないオファーには応じない姿勢を見せたようだ。

 一方で、このPSGの動きを主導しているのは、今季からスポーツ・ディレクターに就任した元ブラジル代表レオナルド氏だ。ミランのOBであり、昨季はミランで強化責任者を務めた存在だが、よく知る選手たちを引き抜きに掛かっている。

 レオナルド氏がPSGの強化責任者を務めるのは2回目だが、その1回目こそミランから当時のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとブラジル代表DFチアゴ・シウバを引き抜いた8年前だった。主要因は当時のミランが深刻な財政難に陥ったことだったが、記事では「また彼だ、またレオナルドだ」と、ミランの主力をPSGに引き抜こうとする展開はまったく同じだとしている。

 ミランにしてみれば選手、監督、強化責任者という3つの立場を歴任したOBがレオナルド氏だが、PSGに籍を置いた瞬間にオファーを次々に提示してくる恐怖を8年ぶりに味わっている模様だ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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