ウエスカ、得点力向上の“キーマン”は岡崎慎司 地元紙期待「中断前にチームを牽引」
ラスト11試合での自動昇格圏浮上に向けて、得点力の改善を目論む
FW岡崎慎司の所属するスペイン2部ウエスカは現在、31試合を消化して勝ち点50の4位につけている。自動昇格圏の2位サラゴサとは勝ち点5差となっており、リーグ戦再開後の浮上に向けたポイントを現地紙は特集。岡崎を含む攻撃陣の得点力にフォーカスして考察している。
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ウエスカは2018-19シーズンにクラブ初の1部リーグを経験し、1年で降格したものの、今季は再び昇格を目指す戦いに臨んでいる。岡崎は新戦力としてリーグ戦26試合8得点を記録。主力FWとしてチームを牽引している。
31試合を終えた時点で新型コロナウイルスの影響によってリーグ戦は中断となり、現地時間12日のマラガ戦から再開予定となっている。自動昇格圏を目指すウエスカにとっては勝負のラスト11試合が始まるなか、スペイン地元紙「エラルド」は「ラ・ロサレダ(マラガの本拠地)での戦いに向けて狙いを研ぎ澄ます」と見出しを打ち、ウエスカの現状を特集。「コーチ陣は得点力が重要になると理解し、強調している」として、次のように伝えている。
「ミチェル監督はラスト11試合での成功のためには得点力の向上が鍵を握るとしており、現在はそのための練習に重きを置いている。指揮官はFW陣と2列目のインスピレーションに委ね、上位6チームでは最少得点(39得点)となっているチームに改善を促してきた。そのなかで、日本人の岡崎慎司はデータ的にも中断前にチームを牽引する存在だった」
また、ミチェル監督がブンデスリーガを例に出し、リーグ戦再開後は「より広大なスペースが生まれ、アタッカーは多くの時間を得ることになる」と指摘していることを伝えたうえで、同紙は「クラブは攻撃陣が残りの11試合で違いを作り出せると確信している。そして、(中断前の)3月に最も好調だった選手は岡崎だ」と言及。チームの課題を解決し、さらなる浮上を導く存在として期待を懸けている。
長い中断を経て、改めて1部昇格を争うシビアな戦いが始まるスペイン2部。岡崎は持ち前の得点力を発揮し、チームを救うことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)