レアルBラウール監督、古巣シャルケの新監督候補に浮上 初のトップチーム指揮なるか
将来的にレアルのトップチームで監督就任が期待されるなか、ドイツ行きの報道が浮上
レアル・マドリードのBチームを率いる元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス監督が、古巣シャルケの新監督候補に浮上しているという。スペイン紙「AS」など複数メディアが報じた。
レアルの下部組織出身で、1994年から2010年までトップチームでプレーし、キャプテンも務めたラウール監督。レアル退団後の2010年から12年にはシャルケに加入し、10-11シーズンには元日本代表DF内田篤人(現鹿島アントラーズ)らとともにUEFAチャンピオンズリーグ4強入りを果たした。
現役引退後に指導者となったラウール監督は、現在レアルのBチームにあたるカスティージャを率いており、将来的にはトップチームの指揮官就任の期待もある。そうしたなかで、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」によれば、レアルよりも先に古巣シャルケのトップチームを率いる可能性が浮上しているという。
シャルケは新型コロナウイルスの影響による中断明けのリーグ戦4戦全敗と絶不調。中断前まで遡ると、最後に白星を挙げたのが1月17日の第18節ボルシアMG戦(2-0)で11戦連続未勝利(4分7敗)が続いている。
このチームの低迷を受け、デイビッド・ワグナー監督解任の可能性が取り沙汰されているようで、その後任の一人にラウール監督の名前が挙がっているという。
ラウール監督以外ではシャルケでの指揮経験もあるラルフ・ラングニック氏や、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督、PSVのロジャー・シュミット監督らが候補になっているという。
レアルのレジェンドであるラウール監督だが、トップチームでの初指揮はドイツで実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1