「後半に強い」ミラン本田の姿をデータで検証 ”受け手”としての信頼が衝撃弾を導く

パスレシーブ数20本は攻撃陣で最多

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 また本田は、主戦場とする右サイドで安定感を見せていて、プレー成功率は88%に上った。パスレシーブ数は、先発した攻撃陣の4人(サイドハーフ+2トップ)のなかで最多の50回を記録。特に右サイドで縦のコンビを組んだDFマッティア・デシリオからは、チーム最多となる20本のパスを受けている(図1参照)。前節まで右サイドバックを務めたDFイニャツィオ・アバーテの欠場により、連携面にやや不安を残す試合だったが、受け手としての信頼は揺るがなかった。

 リーグ戦で16カ月ぶりとなるゴールを決めた本田だが、決定的な局面以外でもフル出場に足るクオリティーを発揮したことをデータが証明している。サポーターやシニシャ・ミハイロビッチ監督からの信任を取り戻したレフティーなら、安定した数字とともに、記憶に刻みつけるプレーを今後も見せてくれるはずだ。

analyzed by ZONE Analyzing Team

データ提供元:Instat

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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