公式戦2戦3発の”好調”浅野、四中工時代の快足ショットを公開 「バカにされるくらい…」
3日のセルビアカップ準々決勝で2ゴール
セルビア1部パルチザンに所属する日本代表FW浅野拓磨が公式インスタグラムを更新した。快足がうかがえる三重県の四日市中央工業高校時代の貴重なショットを投稿。現地時間3日に行われたセルビアカップ準々決勝でFKラドニク・スルドゥリツァと対戦し、2ゴール挙げたスピードスターの一枚に注目が集まっている。
浅野は2019年8月、保有権を持つイングランド1部アーセナルからパルチザンへの移籍が決定。期限付き移籍をしていたハノーファー時代の2018-19シーズンにはゴールがなく苦しい時期を過ごしたが、再開後は絶好調。現地時間5月30日の第27節ラドスト・ルチャニ戦では先発出場し、1ゴール1アシストと出色のパフォーマンスを披露した。4-1の勝利に貢献すると、現地時間6月3日のセルビアカップ準々決勝では2得点。公式戦2戦3発と波に乗っている。
敵地のFKラドニク・スルドゥリツァ戦では0-0で迎えた前半アディショナルタイムに左足でゴールを挙げて先制。2点目はこぼれ球を右足で決めて、2-1の勝利に導いている。
好調をキープしている浅野は、公式インスタグラムも更新。三重県の強豪・四日市中央工業高校時代の貴重なショットを公開した。
新型コロナウイルスの影響を受けた学生に向けたプロジェクトに参加したことを報告。自身は高校時代に3年連続で全国高校選手権に出場し、プロ入りを果たした経験がある。夏の全国総体が中止となるなど、失意のなかにいる学生を思いやりながら、「こういう状況になってしまったからこそ少し考え方を変えてバカにされるくらい前向きになってみやん? バカにされるくらい未来の自分の期待してみやん?」とエールを送っている。
ファンからは「懐かしい!」「ありがとう」などコメントが寄せられた。今、浅野が海の向こうで見せている姿はきっと多くの人に勇気を与えているはずだ。