長谷部誠、「決定的なボール奪取」を地元紙称賛 「スマートな守備、シンプルなプレー」
先制点の起点となるなど、ブレーメン戦の快勝に貢献
フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は現地時間3日のブレーメン戦(3-0)に先発フル出場し、先制点の起点となるパスカットを見せるなど勝利に貢献した。ドイツ1部リーグでのアジア人最多出場記録(308)に並んだ長谷部をドイツ地元メディアは「傑出していた」「決定的なボール奪取」と称賛している。
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前半0-0で折り返して迎えた後半15分、フランクフルトはブレーメンFW大迫勇也への縦パスを長谷部が足を伸ばしてカットしたところからカウンターに転じ、最後は左サイドからのクロスをポルトガル代表FWアンドレ・シウバがヘディングで合わせて先制に成功した。
その後、同36分と同45分には途中出場のオーストリア代表MFシュテファン・イルザンカーがセットプレーから2得点をゲット。フランクフルトは3-0で快勝を収めた。
得点の起点になり、守備でもチームの無失点に貢献した長谷部。この試合でドイツ1部リーグ通算308試合出場となり、元韓国代表FWチャ・ボムグン氏が保持していたアジア人最多出場記録に肩を並べた。
フランクフルトの地元紙「フランクフルター・ランドシャウ」電子版の選手評価で、長谷部は途中出場で2得点のイルザンカーに次ぐ高評価。チャ・ボムグンの記録に並んだことにも触れられたうえで、「スマートな守備、シンプルなプレー」「1-0とする直前に決定的なボール奪取」と質の高いパフォーマンスへの賛辞が送られている。そして「傑出していた。それ以上でも以下でもない」と締めくくられた。
長谷部はこれで3試合連続スタメンフル出場となり、レギュラーポジションを再び掴みつつある。チームも2連勝を飾り、11位に浮上した。