FWヨビッチ、レアル加入1年で”価値半減” 70億円から急下落と現地指摘「最高の状態を…」
今季加入のヨビッチ、負傷にも泣き苦悩な1年に
6月11日からの再開が決まったスペインのラ・リーガは、ピッチ内外で様々な課題が噴出している。その中にあってピッチ外の問題の一つとなるのが、移籍市場における各選手の評価の下落だろう。特に悲哀を受けているのがレアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチで、わずか1年間でその価値が“半減”してしまったとスペイン紙「AS」が伝えている。
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ヨビッチは2018-19シーズンにフランクフルトでブンデスリーガ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)と八面六臂の活躍を見せ、27ゴール7アシストを記録した。その力が買われて移籍金6000万ユーロ(約70億8000万円)という額面でレアルの一員となった。
30代を迎えた元フランス代表FWカリム・ベンゼマの競争相手ならびに後継者としてセンターフォワードの期待は大きかったものの、開幕前から負傷に泣くなど苦しむシーズンに。そして新型コロナウイルス禍においては母国セルビアのベオグラードでロックダウン状態にある中でガールフレンドとともに外出する姿を目撃されて批判を受け、レアルの練習が再開される前にはトレーニング中にかかとを骨折するなど踏んだり蹴ったりの状態が続いている。
ヨビッチの状況を厳しくするのは今後のフットボール界のスーパースター候補といわれるノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(ドルトムント)の存在もあるだろう。レアルはすでに獲得に向けて動いているといわれており、同じセンターフォワードであるヨビッチにとっては厳しい状況が想定され、「彼の加入から1年経ち、ヨビッチの価値は半分になったことだけは確かだ」と記している。
同紙は「加入1年目は常に順応していかなければいけないもので、最高の状態を見られるのは次のシーズンになるとクラブは発信している」とも報じている。世界ナンバーワン注目度を浴びるクラブで、ヨビッチは臥薪嘗胆となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)