伊メディアが「本田の代役はいない」と断言 “ミランの10番”として絶大な信頼を掴む
イタリア人ジャーナリストが大絶賛 「超一流の選手ではないが…」
衝撃の30メートル弾で14日のジェノア戦を2-1の勝利に導いた日本代表FW本田圭佑に対し、イタリアメディアから次々に称賛の声が飛んでいる。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、専属ジャーナリストのステファノ・デ・グランディス氏による本田評を特集。「彼よりも信頼性の高い選手はいない」と絶賛している。
「一番の驚きは本田だ」と、ジェノア戦の戦評を語り始めたグランディス氏は、本田のプレーぶりをこう評価している。
「フオリクラッセ(超一流の選手)ではないし、最高に“イケメン”というわけでも、プレーが素晴らしく洗練されているわけでもない。だが、今のミランの4-4-2システムにおいて、彼よりも信頼性の高い選手は見当たらない。彼はファンタスティックな足を持っている。1-0としたバッカのゴールへのクロスは、鋭い回転をボールに与えた。2-0としたシュートのキックは素晴らしいものだった」
本田のプレーを実直なものだと評し、いわば黒子役や縁の下の力持ちというニュアンスで素晴らしいものであると高く評価している。シーズン開幕当初は4-3-1-2システムのトップ下、途中からは4-3-3の右ウイングとしてゴールに直結するプレーのみで評価される傾向があったが、2トップの後方に並ぶ4枚の中盤の一角として信頼度の高いプレーを見せていると語っている。そして、本田の左足のキックが素晴らしいものであると絶賛した。
page1 page2