名門ミラン、来夏のモドリッチ獲得が消滅? “内紛劇”による英雄ボバン解任が影響か

レアル・マドリードMFルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードMFルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】

2021年夏でレアルと契約満了、ボバン氏が憧れの存在だったが…

 イタリア・セリエAのACミランは、今季中に起こった内部対立の結果、クロアチア代表MFルカ・モドリッチを獲得できる可能性が完全に消滅したのだという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ミランの来季監督を巡る動きで、内紛が起こった。ラルフ・ラングニック氏の就任を推す経営権を持つ米ファンド「エリオット・マネジメント」と、昨年1月にアーセナルからやってきたイヴァン・ガジディス最高経営責任者(CEO)が、イタリア路線の継続を推す元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏と元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の黄金時代を知る強化部門の幹部2人と対立した。

 しかし、結果的にはボバン氏が解任となり、マルディーニ氏も今季終了後の退団が濃厚とされる。

 このことで、母国の英雄ボバン氏をパイプ役にしたモドリッチのミラン行きは完全に消滅したという。記事によれば、モドリッチにとってミランとボバン氏は「子どもの頃のアイドルであり、ミランもまた好ましいクラブ」だった。レアル・マドリードで多くのタイトルを獲得したモドリッチにとって、キャリアの終盤でボバン氏とともに仕事をするのは、有力な選択肢だったという。

 しかし、ボバン氏の解任によりミランとモドリッチの関係は完全に消えたようだ。モドリッチは2021年夏でレアル・マドリードとの契約が満了となりフリーになるが、どこでキャリアの最終盤を迎えるのかが注目されるなか、その選択肢が一つ消えたのは間違いなさそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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