メッシ級ドリブルだけじゃない! 久保建英の「素晴らしい進化」データにスペイン注目
久保の被ファウル数はリーグ10位、相手に脅威を与えてチームのセットプレー数が増加
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、今季リーガ・エスパニョーラで24試合3ゴール2アシストの結果を残している。スペイン紙「AS」は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)に匹敵するドリブルに加え、その他の6項目のデータに着目。「マジョルカの日本人の素晴らしい進化」について紹介した。
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昨夏、FC東京からレアル・マドリードへ完全移籍した久保は、マジョルカに1年間の期限付き移籍をしている。スペイン紙「AS」はデータサイト「Alebia Analytics」の算出を基に、1試合あたりのドリブル回数で久保とメッシがリーグトップタイの「5.4回」を記録していることを伝えた。
だが、久保の成長を示すデータは他にもあるという。記事では「Alebia Analytics」のデータは、マジョルカの日本人の素晴らしい進化を物語る唯一のものではない」と指摘。データ分析会社「オプタ」の情報を基に、攻守にわたる久保のデータに触れ、6項目のランキングを紹介している。
スペイン紙が真っ先に取り上げたのは被ファウル数で、久保はリーガ全体で10位となる46回をマーク。メッシに並ぶほど積極的にドリブルを仕掛けている久保は、それだけ相手にとっても脅威の存在だ。久保に対するファウル数が増えている一方、マジョルカにとってはセットプレー数の増加を意味しており、久保がチームにもたらす好影響の一つと言えるだろう。