バスケ界のレジェンド、リバプールの人種差別撤廃メッセージに賛同 「#YNWA」
NBAで活躍するレブロン・ジェームズがリバプールの投稿に反応
リバプールの人種差別撤廃を訴えるメッセージにNBA界からも賛同の声が寄せられた。バスケットボール界のレジェンド、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がSNSでリバプールのアクションに「#YNWA」で応えた。
アメリカのミネソタ州メソポタミアで5月25日、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人の警察官に拘束され、膝で首を抑え込まれ殺害される事件が発生した。これを機にアメリカでは各地で抗議デモが発生し、暴動に発展している。
人種差別問題として大きな波紋を呼んだこの事件に対し、サッカー界からも選手やクラブが声をあげている。日本代表FW南野拓実が所属するリバプールは、公式ツイッターで選手たちが膝をついて一つの輪になった写真を投稿し、「団結は力だ」というメッセージを世界中に発信した。
またオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンなど所属選手たちも同様の内容を投稿し、黒人への人種差別撤廃を訴える活動「ブラック・ライヴズ・マター」へのサポートを表明した。
大きな反響を呼んでいるリバプールのアクションに対し、バスケ界のレジェンドであるレブロン・ジェームズも反応。リバプール公式アカウントのツイッターを引用する形でリツイートし、リバプールのサポーターソングとしてお馴染みの「You’ll Never Walk Alone」を意味するハッシュタグ「#YNWA」にハートの絵文字などを併せて投稿した。
英紙「エクスプレス」は「NBAのスター、レブロン・ジェームズがアンフィールドでジョージ・フロイドに敬意を示したリバプールを称賛」との見出しで報じた。また、リバプール地元紙「リバプール・エコー」も「レブロン・ジェームズは“ブラック・ライヴズ・マター”へのサポートを表明したリバプールにメッセージを送った」と取り上げている。
人種差別撤廃を切に願う選手たちは、競技の垣根を越えて一つに団結しようとしている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)