ミラン本田が今季初FK弾に向けて進める周到な準備 “あえて”キッカーを譲った真相とは
右サイドのFK担当・本田が、前節での駆け引きを振り返る
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、22日に敵地で行われるナポリとの上位対決を前に、FKでのゴールに向けた周到な準備を進めていたことが明らかになった。
1得点1アシストと活躍した本拠地ジェノア戦後、本田はミランでのFKキッカーとしての役割と立ち位置について次のように言及している。
「FKは基本的に向こうサイド(左)は3人、こっちサイドは僕。前の試合はね、あの時間帯にマリオ(バロテッリ)はもう出ていて、マリオはFKが上手いのは周知の事実で、それは僕も認めるところ。あの場面、マリオとのやり取り、まずは譲ってあげる方が、その後やりやすくなる。次は右サイド(のFK)は僕が蹴りたいと思いますが、別に僕はミランでのゴールよりも、チームが勝ったら、僕のせいだと書いて頂ければ嬉しい」
前節ウディネーゼ戦では、FKの技術に定評のあるマリオ・バロテッリにキッカーを譲った本田。左サイドのFKはジャコモ・ボナベントゥーラ、バロテッリら右利きの実力者が担当するが、チームには左利きのキッカーが不在のため、通常右サイドのFKは本田の役割だという。
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