モイーズがファン・ハールに警告! 「CL出場権はマンUに必要不可欠なものだ」
モイーズ時代よりも成績が悪化
英地元メディアではファン・ハール監督の解任論が加熱し、前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏の就任が決定的とも報じられている。そのなかでモイーズ氏は、ファン・ハール監督が生き残る鍵は、リーグで4位以内に入ることであると主張した。
現在のユナイテッドは26試合で41ポイントを獲得。その一方で、シーズン途中で解任されたモイーズ政権時は同じ26試合終了時点で、42ポイントを獲得していた。モイーズ氏が指揮を執った2013−14シーズンは最終的に7位で終わっていたとはいえ、現在のチームは当時よりも成績が悪化している。
こうした結果から「ファン・ハール監督との比較で、扱いが不公平だと思うか?」と聞かれたモイーズ氏だったが、「私がマンチェスター・ユナイテッドでの職を失ったのは、満足のいくゲームができなかったから。シンプルな理由だ」と、自らの力が及ばなかったことを潔く認めていた。1年目は4位でなんとかCL出場権を獲得したオランダ人指揮官だが、もしその最低限のノルマを果たせなければ、前任者と同じ道を歩むことは確実なのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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