インテル、サンチェスの契約延長を熱望 クラブSD示唆「価値を証明する機会がある」
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アウシリオSDは来季も戦力として期待「怪我の前まで彼は非常によくやっていた」
セリエAのインテルは、6月30日までの期限付きでマンチェスター・ユナイテッドから加入しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスと2020-21シーズンまでの契約延長を希望しているようだ。インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウシリオ氏は「彼の価値を証明するチャンスがある」と語り、まもなく再開するセリエAでの活躍に期待を寄せている。衛星放送局「スカイ・イタリア」が報じた。
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サンチェスは昨夏にユナイテッドからインテルへ1年間の期限付き移籍。契約は6月30日までとなっており、新型コロナウイルス感染拡大による中断を挟んだ影響で、このままではシーズン途中で退団を余儀なくされる可能性もある。
しかし、インテルはサンチェスを貴重な戦力と見なしており、来季もチームの一員に含めることを希望している。契約に買い取りオプションがついていないため、満了を迎える前にレンタル期間延長を望んでいるようだ。アウシリオ氏もサンチェスに信頼を寄せている。
「第一に、我々の望みはセリエAとヨーロッパリーグを最後まで続けることだという前提から始めよう。これらの選手たちでシーズンを終え、契約が終わる選手たちの状況には対処する。公式なものとして今言えることは、(アシュリー・)ヤングのオプションを行使したことだけだ。だが、我々は今後数カ月間に向けてサンチェスを頼りにしている。怪我で長期間プレーできなかった選手に関して、これから決定的な評価を下せるようにしている。怪我の前まで彼は非常によくやっていた」
サンチェスは今季公式戦15試合で1得点3アシストを記録。昨年10月から年末にかけて負傷で長期離脱したため際立った成績ではないものの、アウシリオ氏は出場した試合でのパフォーマンスはポジティブに捉えているようだ。現時点では評価材料が足りていないため、6月20日から再開が決まったセリエAでの活躍に期待を寄せている。
「怪我の後、彼にはわずかな時間しかなく、不運な時期(新型コロナウイルスのパンデミック)に入ってしまった。しかし、セリエAの再開が決まり、彼にはその価値を証明するチャンスがある。我々はその後で決断したい」
契約満了が迫っているなか、サンチェスは残された時間の中で期待に応えることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)