リバプール逸材MF、S・ラモスとの”対面拒否”の過去を暴露 「好きになれない」理由とは?
リバプールMFエリオットがレアルからオファーを受けた際の”裏話”を披露
リバプールの17歳MFハーヴェイ・エリオットはイングランドで最も将来を期待される逸材の1人だ。昨夏にはレアル・マドリードからも接触があったが、リバプール移籍を選択。さらにレアルの主将DFセルヒオ・ラモスと対面する機会にも断りをいれていたという。エリオットにはラモスのことを「好きになれない」大きな理由があったようだ。英メディア「The Athletic」が報じた。
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エリオットはフルハムのユースで育ち15歳でトップチームにデビュー。19年5月には16歳30日でプレミアリーグ最年少出場記録も打ち立てた。そして同年7月にリバプールに加入し、次世代を担うタレントとして注目を集めている。
そんなエリオットだが、リバプール移籍の前にレアル・マドリードからも接触があったという。本拠地サンティアゴ・ベルナベウに招待され、練習施設なども見学。そしてその時にレアルからはキャプテンのS・ラモスに会えるように手配すると提案も受けていたという。
しかし、生粋のリバプールファンであるエリオットは「いや、いい。ありがとう。モー・サラーにあんなことをした後では、彼(ラモス)のことは好きになれないんだ」とレアル側の打診を固辞していたという。
エリオットが皮肉っているのは、2018年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦での一コマだ。レアルとリバプールが激突した一戦の前半25分、S・ラモスはマッチアップしたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーともつれ合った際に、右腕を掴みながら”脇固め”をかけるようにして倒れた。受け身の取れなかったサラーは左肩をピッチに強打して負傷。涙を流しながら途中交代するアクシデントとなった。
この試合はレアルが3-1で勝利し、リバプールのタイトルを阻んだ。エースのサラーを負傷させたラモスの危険行為は大きな物議を醸す出来事となった。エリオットにとってはその当事者であるS・ラモスの存在がレアル加入の決め手となることはなかったようだ。