ミラン愛を貫く本田を伊紙が称賛 「様々な要素がブレンドされた不可欠な10番」
「深いものが伝わった」エンブレムへのキス
本田を純粋な10番タイプの選手ではなく、多くの要素が組み合わさった複合的な選手であると論じている。そして、ゴール後にユニホームのエンブレムにキスをしたシーンを取り上げて、こう報じている。
「ユニホームのエンブレムにキスをした。愛の印だ。ここからがスタートで、ミランの一員であることへの感謝の気持ちかもしれない。彼のように常に規則正しく、控えめで、よく考え反省を繰り返す人のこのジェスチャーは、ものすごく深いものが伝わる行為だった。16カ月ものリーグでのノーゴールが、この歓喜を生んだ」
本田の行為に「ミラン愛」を感じたと報じている。そして、これがスタートという意味もあるのではないかと論じた。
ジェノア戦でまさに主役と言っていい活躍を見せた本田の、ミランにおける存在感は日に日に高まっている。次節は22日に、敵地に乗り込み2位のナポリとの上位直接対決が控える。イタリア国内でも注目される一戦で結果を残すことができれば、まさに不動の存在としてミランの中心に君臨するに違いない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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