札幌MFチャナティップ、欧州挑戦!? イングランドとスペインの2クラブが獲得興味か
レスターとマラガが浮上、イングランドよりスペイン移籍の実現度の高さを指摘
J1北海道コンサドーレ札幌に所属するタイ代表MFチャナティップは今季でJリーグ4シーズン目を迎えているなか、イングランドとスペインの2クラブが獲得に興味を示しているようだ。ベトナム紙「Bao The Thao Vietnam」が伝えた。
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現在26歳のチャナティップは2017年に母国のムアントン・ユナイテッドから札幌へ移籍。「タイのメッシ」の異名を持つアタッカーは、158センチとJリーガーのなかでは小柄ながら、卓越したテクニックとスピードを駆使して存在感を見せつけている。2018年にはJ1リーグ戦で30試合8ゴールの結果を残し、Jリーグベストイレブンに選出された。
記事では「近年タイメディアは、チャナティップがレスター・シティと接触していることを繰り返し報じている」と言及。かつてFW岡崎慎司(現ウエスカ)が所属したイングランドのレスター・シティはタイの資本が保有しており、母国のスター選手をプレーさせたい意向があるようだ。
しかし、プレミアリーグでチャナティップら非EU国籍選手がプレーするには、労働許可証を得る必要があり、その規定は厳しい。条件の一つとして「FIFAランキングで50位以内の国の選手であること」が設けられており、タイ代表が113位であることから「チャナティップは要件を満たすことができていない」と指摘している。
その一方で「スペインに行くオプション」について言及。「マラガも関心を持っている」と伝え、「イングランドとは異なり、スペインはプレーヤーに厳しい要件を課していない」と実現度の高さに触れている。
今季も札幌でフル稼働が期待されるチャナティップだが、「タイのメッシ」は欧州挑戦を決断するのだろうか。