ブラジル代表MFコウチーニョ、トッテナム移籍が濃厚か クラブ間で“条件面合意”へ

バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

バルセロナからバイエルンへ期限付き移籍中、トッテナムが高額年俸の支払い受け入れか

 バルセロナからバイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは今夏の去就が注目されている。スペイン紙「スポルト」によれば、トッテナムが高額年俸の支払いを受け入れ、ローンで獲得する可能性が高まっているという。

 コウチーニョは2018年1月にバルセロナに加入するもレギュラーポジションを手にすることはできなかった。昨夏には出場機会を求めてバイエルンへ移籍し、ここまで公式戦32試合9得点8アシストをマークしている。

 バイエルンとの契約には買取オプションが付けられ、完全移籍の可能性もあった。しかし、バイエルンはこれを行使しない方針を明らかにしている。バルセロナのキケ・セティエン監督はコウチーニョを戦力とみなしていると伝えられる一方で、移籍の噂も絶えず、去就は宙ぶらりんの状態になっている。

 そうしたなかでコウチーニョの有力な移籍先として浮上しているのが、過去にプレー経験もあるイングランドだ。代理人のキア・ジューラブシャン氏は複数クラブと接触していわれているが、「フットボール・インサイダー」によればトッテナムが最も移籍の可能性の高いクラブだという。

 バルセロナはコウチーニョのレンタル費として1000万ユーロ(約12億円)とその年俸の負担を要求。そしてトッテナムはコウチーニョの年俸1200万ユーロ(約14億円)を支払う意志をすでに示しているという。条件面では合意に達しそうだ。

 バルサはコウチーニョを完全移籍で放出する場合に8000万ユーロ(約98億円)を要求する見込みだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でその評価に見合うオファーを出しているクラブはないという。

 ブラジル代表にも名を連ねる実力者のコウチーニョ。来季はどこのクラブでプレーすることになるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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